| 明るいテーブルの演出 |
田中 アイ (青森県弘前市) |
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上に置くものが引き立つよう、1本おきに白をいれ、全体が淡い色になるように計画。でも、ランナー1枚でテーブルが、部屋全体が雰囲気を持てるよう、色合わせを考えて材料を選びました。
経糸は薄いねずみ色。緯には、黄土色や玉葱で染めた黄色系、金茶をベースに、緑を合わせ、端が紺に染まっていた端切れを、アクセントに使いました。 |
経:綿糸
緯:綿ローン(ハンカチ工場端切れ)W42×H150a |
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| 耳端の揃い |
恒松 和子 (宮城県 仙台市) |
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「エコプロダクツ」展にテーブルランナーの出展をお受けして、久しぶりに耳端の揃いの織りに少し大変さを感じました。同じ巾の裂糸作りの時間がなく、手持ちの裂糸に小さい綴れを入れることで、合言葉の“リサイクルも美しいデザインで”に何とか近づけたかなと思っております。
期間中は皆様の個性的な作品を拝見して、ますます自分の裂織作りに意欲を覚えました。 |
経糸:綿糸
緯糸:絹の古布、綿の古布 W23×H150a |
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| A cute runner |
安達 聖子 (愛媛県高松市) |
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元気の出る真っ赤な綿布を使ってテーブルランナーを織りました。
もったいない精神はもちろんとして、色やデザイン、織り方などにも遊び心を追求して、見てくださる方に楽しんでいただけるインパクトのある作品作りを目指したいと思います。 |
| 経糸・緯糸:裂糸・綿布 W20×H150a |
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| 桜の宴 |
野口 和子 (茨城県 取手市) |
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着物の胴裏を桜で染め、桜の花びら舞う「桜の宴」の彩りとする。
絹裂布は、母の着物の胴裏。少し黄ばみの出た胴裏は、柔らかな手触り。優しさと温もりのある桜色は、伐採した桜の小枝、緑葉、落葉した紅葉からいただいた自然の恵みの色、ナチュラルカラー。 学び舎の子らの歓声を想い出し、春の足音の聞こえる階段模様にする。 |
経糸:桜染め、絹糸3色(緑葉、紅葉、枝)
緯糸:桜染め、絹糸2色(緑葉、紅葉) W41×H188a |
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| きらめき |
阿部 美穂子 (徳島県石井町) |
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藍染で、たたみ絞りをする時、両面に布を当てて縫い絞る。染め終わると当て布には、縫い糸の部分が白く残る。再度この布を染め、7mmに裂いて緯糸とすると、濃紺と紺のまばらなグラデーションが出来る。経糸は藍染木綿と藍染で段染めした麻糸の2本取り。綟り織を所々にくり返し入れる事で、光を通し、縦糸部も縞ではなく絣風になる。裂織で、いかに軽やかにをテーマに仕上げました。 |
| 経糸:綿糸、麻糸 緯糸:綿布 W37×H220a |
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| 湖に魅せられて |
松居 富子 (和歌山県和歌山市) |
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06年9月末に中国の九寒溝を旅して湖の美しさに感動して自分なりにそのイメージで織ってみました。年月を経て倒木した表面に木(もく)珊瑚ができたり、魚が群れをなしてすいすい泳いでいる情景が印象にのこりました。季節によって湖の色が異なるようです。
和服地の袋帯地、袋帯を2・2pに裁断して半分に折ってミシンをかけて両端を2pばかり出して織り込む |
| 経糸:シルク 緯糸:シルク W30×H267a |
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| テーブルランナーだから |
三上 ムツ (青森県 弘前市) |
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今更ながら裂織とは想い出多い古布等の活用と思われますが、作品によっては、古布ではちょっとと考えることもあるのです。この度のテーブルランナーもその一つとして素材を選びました。企業で製品を作った後の残布、つまり産業廃棄物といわれるものを使用することにしました。布は新品でしかも産業のリサイクル。一石二鳥で製作を楽しんでいきます。 |
| 経糸:綿 緯糸:綿ローン W42×H150a |
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| 藍 |
小林 サダ (岐阜県恵那市) |
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エコプロダクツ2006に出品することになり、何年か大切に保存していた古布木綿、江戸時代から明治にかけて織られた手織りの布を織ることにしました。
裂き布の中には筒描染布の紅入り花紋唐草型染布をはじめ、布団地の重ね格子、文様絣、子供の雪絣の着物等10色を織り込んでみました。今の世に、かつて下層階級の農民達の手によって織られてきたこの布達が大正、昭和、平成100年余りを経て、形を変え、テーブルランナーとして甦ります。最後まで使い切って、滅びる前の美を、東京ビックサイトの晴れ舞台に出品できる事を布達と共に喜びたいと思います。 |
| 経糸・緯糸:古布木綿 W31×H230a |
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| 春の便り |
前田 嘉代子 (青森県 三沢市) |
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昨秋、ある企画展へのテーブルランナーの製作依頼がきていました。「複合単色」でというだけの注文だったので、色の使い方で悩み、四季をイメージして10枚織りました。私がテーブルランナーを制作する時にこだわるのは、器などが引き立つような色合いで、決して裂織が主張しないように心がけています。今回出品した作品は、その時の一枚ですが、全国のみなさんに見ていただけるというので、青森県のりんごの樹を剪定した枝で、ハンカチの端布と糸を染めて織ったものです。長い冬が過ぎ、待ち望んだ春がやって来た喜びを感じとっていただければ幸いです。 |
| W35×H180a |
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| 今に生きるデザインを |
鈴木 ミサ (東京都武蔵野市) |
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伝統とは昔のままの形を何時までも継いでいてはやがて滅びて行く。その時代に合わせて進歩しながら変化して行く道は栄えて残って行く。それが真の伝統だと或る御寺の先生から伺った事が有ります。そういうものかと心に残りました。 私も裂織の良さを学び乍ら、現代の生活に合うような垢抜けた物を造って行きたいと願っています。 |
| 経糸:エジプト綿 緯糸:絹(喪服) W30×H150a |
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| 綴れ遊び |
佐々木 千賀子 (茨城県東茨城郡) |
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先人のもったいない精神から生まれた裂織も実用性というより、今では芸術性の高い美しいものに変わっています。小さな布切れもいつか使うかもという思いで捨てられず、部屋は織をしない人からみればごみの山、でも、裂織でなにが出来るか?裂織をどう変化させられるか?これからもいろいろな工夫を重ねて美しいもの作りにチャレンジしていきたいと思っています。 |
| 経糸:棉糸 緯糸:絹裂き布 W36×H157a |
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| 息吹 |
米田ハル (山口県小野田市) |
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幾度も洗い上げられ、あちこちがほろほろとほころんだぼかしの蚊帳がなんとも柔らかい。
そして又、水に浸した時の麻のしっかりした感触が、まだまだ生きてるぞ と、素材が息吹いているようで 「甦えらせてあげるよ!待っておいで」という気持ちで織り上げました。 |
経糸:麻、和紙糸 緯糸:蚊帳、ポリエステル糸
W40×H200a |
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| 裂織の詩 |
本井 玲子 (青森県八戸市) |
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藍の色にひかれ、経糸と緯糸のハンカチの端布を藍の生葉で染めました。
草木染は色が醒めやすいと聞いていましたので、3〜4年ねかせておきました。エコプロダクツ展のお話をいただいて織ってみました。
裂織と出会って約20年がたちました。その間に織って少しずつ残ったぬきで、その時のことを想い出しながら楽しんで織りました。テーブルセンターだけでなく、壁かざりとしても使ってみたいです。 |
| 経糸:木綿糸 緯糸:ゆかた地、洋服地、着物地、その他(ハンカチの端布) W37×H150a |
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| 染め布との出会い |
山本 雅子 (茨城県日立市) |
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呉服店で浴衣染見本布色違い4枚を見つけた。裂織で、この色と柄を残したいと。一枚30aの布を[大]20a、[小]10aに切り分け、白をベースに[大]を一枚づつ織り込むと、大胆で個性的な布が織れた。続けて茶と紺の濃淡4種の縞織りに[小]を入れる。織り上げて二つ折りにし房を合わせて結ぶと、リバーシブルの卓布ができあがった。そこへエコGoodデザインスクエア出展のお誘い。 ゆりかもめに揺られる心地良さ。目に飛び込んでくる、年末のお台場辺のイルミネーションの洪水。東京ビックサイトでの貴重な体験を心から感謝している。 |
| 経糸:木綿糸、麻布 緯糸:木綿 W45×H180a(リバーシブル) |
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| さざなみ |
関根 睦子 (千葉県市原市) |
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川面を渡る風がさざなみを立てている。そんな情景を和のセンターに織り込んでみました。経絹糸は少しずつ変化する青紫系の4色。緯は菖蒲(あやめ)色と薄色の紫系の2色、一部に丁子茶の黄赤系を加えました。裂布にぴったりの和の名称に出合うと、昔袖を通した女人の心にもふれる思いがします。古代紫、花紫、江戸紫とその違いも定かでない私ですが、これからは裂布に教わりながら織を楽しみたいと思います。 |
| 経:絹 緯:絹 W23×H152a |
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